JGR's Patchpack
概要
これはNewGRFではなく、OpenTTD本体である。
OpenTTDの開発版に機能追加を行ったものである。
正直、あまりにも出来が良すぎて常時こちらを使えば良いのではないかと思える。
詳細
使い方
https://github.com/JGRennison/OpenTTD-patches/releases external_link
から自分の環境にあったファイルをダウンロードして解凍なりなんなりして実行するだけ。
設定等は公式のOpenTTDと異なる位置に配置されるので、NewGRF等は導入し直しする必要がある(openttd-jgrpp)
※もちろん既存のopenttdディレクトリをまるごと入れれば良いんだけれども
セーブデータは公式版→jgrpp方向には互換性がある。逆方向は… 多分無理だと思われる。
追加された機能
これで全部ではないが目立った機能を列挙する。プログラマブルな信号とかは触っていないので割愛
橋・トンネル内に信号を建てることができる
橋の最初のタイルに信号を置くと自動的に橋の上にも同じ方向の信号が配置される。
間隔は5で固定。個別の信号を撤去したり追加したりはできない。これにより公式版では橋を作ると運用効率が下がるのをだいぶ回避できる。
また、信号を橋のタイルに同居して配置できるので狭いところで橋を作るときに大変助かる(手前に1マス分の線路を引かなくても信号が設置できる)
一方通行道路が2車線道路と認識される
- 高速道路のようなものを作ることができる。2車線道路なので遅い車両が前にいると追い越しを行う。
- 一方通行の停留所を作ると1マスの通過可能型停留所に4台のトラックが停車できる。停留所は滞留しやすいので本当に助かる。
車両情報ダイアログの情報追加
- 生涯収益が追加されている。耐用年数の間に同じ車両を購入するだけの金額を稼げないならその路線は実質赤字。という計算ができる。
- 所属グループ表示の追加
- 列車の長さ表示(6.5 tile とか)
駅情報ダイアログの情報追加
特に、Historyボタンを押して出てくる在庫量の推移グラフが本当に嬉しい。
このグラフを見れば今の輸送力が足りているのか足りていないのかがわかる。
経路作成中の補助線表示
経路作成中に補助線が表示される。地味な機能だがかなり便利。
総評
公式版だと微妙に理不尽だったことが改善されていて大変プレイしやすくなっているのでおすすめ。
安定度も特に公式版と変わらない。常に最新版に追従してくれているようだし本当におすすめ。